毎年当店でお取り扱いしているカレンダーと手帳でダントツの人気を誇るのが、
久下貴史先生の「マンハッタナーズ」です。
店長も「マンハッタナーズ」が大好きで毎年手帳は猫のマンハッタナーズ手帳を愛用しています。
あまり可愛過ぎない猫の絵がご年配のお客様に大変人気があり、
わざわざ当店に「マンハッタナーズはありますか?」と、
探しにいらっしゃるお客様が沢山いらっしゃいます。
「マンハッタナーズ」とは、
1946年京都生まれで現在はニューヨークにお住まいの画家の久下貴史先生がお描きになる、
ニューヨークの野良猫ちゃん達やご自分で飼われている猫ちゃん達のラフなタッチの猫の絵を、
タオルやバッグなどの猫雑貨にプリントしている商品のシリーズです。
久下先生は、日本にいらっしゃった頃は、
人間のお顔の似顔絵を得意となされて、
週刊朝日の「山藤章二の似顔絵塾」第1回大賞を受賞なさり、
その後1986年にニューヨークに移住なさり、
猫を飼い始めた事により新境地を拓かれたらしく、
2001年からは毎年猫の絵の個展を日本で開催しており、
店長も毎年楽しみに拝見しています。
ニューヨークの街角のキオスクの店先などに寝そべる猫や、
レンガのビルの壁のところに戯れる猫など、
何気ないアメリカの街角の風景をバックにそこに暮らす猫達の日常が、
猫に対する愛情一杯の久下貴史さんの眼差しを通して描かれています。
久下貴史さんの飼われていた、愛猫の「ミケランジェロ」と「フェデリコ」が2010年に亡くなってしまっても、
筆を折る事もなく市井の猫達を描き続けていらっしゃるという事は、
「猫を描く」という事が、
久下貴史さんのライフワークとなっているのだと、
店長はおもいます。





