猫グッズの技法・加工・素材など

ニットとは

糸を編んで作られた生地や、その生地で作った服などの総称です。

<起源・歴史>
紀元前の古代エジプトや中央アジアで使われていたと考えられています。
初期のニットは手編みで作られており、中世以降には機械による編み機が発明され、大量生産が可能になりました。

<特徴>
・伸縮性: ループ構造により、伸縮性があり、身体にフィットします。
・柔軟性: 柔らかくしなやかな質感を持ち、動きやすさを提供します。
・通気性: 糸の間に空気の層ができるため、通気性が良く、肌触りが快適です。
・温かさ: ニットの構造は空気を含みやすく断熱性に優れているため、保温性に優れています。

<主な種類と織り方>
・プレーンニット: 基本的な編み方で、表と裏が同じ見え方をする平面的な編み方です。
・リブ編み: 縦に伸びる縞模様が特徴で、伸縮性に富んだ編み方です。袖口や襟元などによく使われます。
・ケーブル編み: 縦に交差した模様が特徴で、厚みと立体感をもたせる編み方です。セーターや帽子などによく見られます。
・フェアアイル編み: 複数の色の糸を使って模様を編み込む編み方です。伝統的な柄が特徴で、セーターや手袋などによく使用されます。
・アラン編み: ケーブル編みを組み合わせた編み方で、アイルランドの伝統的なデザインが特徴です。丈夫で暖かいニット製品に使用されます。

<材料と糸の種類>
・ウール: 羊毛から作られる繊維で、保温性に優れています。・コットン: 綿から作られる繊維で、通気性があり快適な肌触りです。
・アクリル: 合成繊維で、耐久性や色持ちが良く、ウールに似た風合いです。
ナイロン: 合成繊維で、強度や耐摩耗性に優れています。
ポリエステル: 合成繊維で、軽量で速乾性に優れています。
・シルク: カイコの繭から作られる天然繊維で、滑らかな肌触りと上品な光沢が特徴です。

<用途>
・トップス:セーター、カーディガンなど。
・ボトムス:ニットパンツ、ニットスカートなど。
・ワンピース。
・帽子、マフラー。・ランジェリーや肌着などのインナーウェア。
・レオタードや水着。
・ソックスや手袋。
・ネクタイ。

ニットトートバッグ猫柄の絵柄のクローズアップ画像

コーデュロイとは

 corduroy(英)
由来は「cord」+「天鵞絨(てんがじゅう、ビロードの和名)」です。
一般的にはコール天とコーデュロイは同一の物を示します。

日本語ではコール天と呼ばれる生地です。

日本では95%以上が静岡県磐田市(旧・磐田郡福田町)で製造されています。


ビロード織りしたパイル織物の一つです。

縦うねが特徴です。
織り方は、ベッチンと同じです。

保温効果が高いので冬服に使われます。

服を作る際には、
普通の織物とは逆に、下から上に向かって逆毛を立てるように裁断をする事が多いです。
これは、光の反射を一定にすることで見た目に均質感を与えるためです。



黒板消しや衣服のクリーナー、ジャケット、ワイシャツ、ジーンズ、カーゴパンツ等の衣服に使われます。コーデュロイトートバッグ青いターバンの少女刺繍柄の背面の画像

シボについて

革や繊維、金属、樹脂などの表面にできるしわ模様や凹凸模様、またはその加工方法を指します。

皮革製品のシワ模様のことを「皺(しぼ)」と呼び、繊維業界ではちりめんを絞ってシワを付ける加工のことを「シボ付け」と呼んでいたところから派生したという説があります。


【シボの用途】
・革製品では、革の表情や個性、豊かな表情を表現するのに用いられます。
・繊維製品では、縮緬生地などにシワをつける加工(シボ付け)に用いられます。
・金属やプラスチックには、表面にシボ加工を施すことで、反射や滑りを防止する機能性を付加することも出来ます。
・印刷物や加工品に視覚的・触覚的な価値を加える技術として用いられます。

【シボの加工方法】
・革を揉んだり縮ませたりすることでシボを現します。

・革を薬品で収縮させてシワを形成する「シュリンク加工」があります。
・革を手作業(手もみ)や大きな回転ドラムのなかでもみほぐしてシワを付ける「空打ち」があります。
・金属やプラスチックの表面に凹凸の模様を付ける表面加工が出来ます。
猫のダヤンの長財布アルカイック柄の背面画像

金古美とは

キンフルビ:銀の表面に紫や黒色などの色を付ける着色方法です。
また、真鍮メッキをかけた金属を金古美と呼ぶこともあります。

 金色をいぶしたようなアンティーク調の色合いです。

 金属製のチャームや 丸カン、ブレスレットやキーホルダー、ペンダントトップなどの装飾品として使われています。

猫のダヤンの印鑑&コインケースねこのしま柄のつまみ玉の画像

マズルとは

マズル(muzzle)とは、
・動物の鼻口部、口吻(こうふん)、鼻面とその周囲のこと
・銃口や砲口
・犬やウマなどに用いられる口輪
のことです。

動物のマズルは、嗅覚や口の動作に重要な役割を果たしています。

犬のマズルは、無駄吠えや噛みつきを防ぐためにカバーを装着することもあります。

<マズルコントロール>
犬のマズルを触ることで、人間がリーダーであることを犬に意識させることができます。

マズルコントロールを行うには、次のような手順があります。
1.マズルを静かに撫でるようにして、マズルに触られることに慣れさせる
2.鼻先を包み込むように軽く握ったり、上下や左右に動かしたりする
3.遊びながら行ったり、ドッグフードを利用しながら、人の手が怖いものではないと教える
クスグルジャパンのネコまるけ楕円底バッグのロゴタグ画像

香箱座りとは

猫が前足を畳んで胸の下にしまい込み、後ろ足を地面につけた姿勢で座る座り方です。
香箱(香木や薫香料を入れる蓋つきの箱)に形が似ていることから名付けられました。

香箱座りは、猫がリラックスしている状態を示す座り方です。
前足を体の下にしまい込むことで体全体が安定し、心地よい状態を保つことができます。
また、寒いときは手足を温めるといったメリットもあります。

香箱座りには、猫の気持ちを表すさまざまなバリエーションがあります。
・後ろあしがはみ出ている:よりリラックスしている
・前あしを伸ばしている:ゆったりと体を伸ばし、顔を前あしの上に置いているなど、さらにリラックスしている
・前あしが収まっていない:座り方にも個性が出てくる

また、香箱座りは、リラックスしているときだけではなく、寒いときや体調が悪いときにも見られることがあります。エルコミューンのトートバッグ黒猫の全体画像

デニムとは

綿素材の厚地織物です。
経糸(たていと)にインディゴ染料で染色された藍色の糸、緯糸(よこいと)に染色加工をしていない白い糸を使用して綾織りした生地です。

<語源>
温暖な気候や立地条件が織物生産に適している都市ニーム(仏)で織られていた、
サージ(綾織物)を意味する「serge de Nimes」という言葉です。その生地がアメリカなどの英語圏で取引されるようになりました。
前半を省略して「デ・ニーム」に変化し、やがて「デニム」となりました。

<特徴>
・丈夫で耐久性に優れている
・最初は硬めですが、使い込むことで生地が柔らかくなり馴染んできます
・色落ちしたり、ダメージを受けたデニムは価値も高くなります
・洗濯や摩耗により色合いが変化します
・使い込むほどに味わいが出てきます
・さまざまな加工をしやすいです
・ファッショナブルでカジュアルな印象を与えます
・世界中どこでも手に入りやすいです
・カラーバリエーションが豊富です

ジーンズのことをデニムと表現することが多いですが、正式にはジーンズは「デニムパンツ」のことです。

<歴史>
もともとデニム生地は天然インディゴ(藍)を使用して染色されていましたが、1900年代に安価で扱いやすい合成インディゴが開発され、今では合成インディゴで染色したデニム生地が一般的です。

日本では、
第二次世界大戦後、アメリカ合衆国から輸入された中古ジーンズなどによってデニムの普及が始まりました。
1961年には東京都のエドウインが、輸入したデニム生地を国内で縫製した、初の国産ジーンズを発売しました。


サンスター文具ちいかわワイヤー入りポーチの底面画像

フェルトとは

ヒツジやラクダなどの動物の毛を圧縮してシート状にした繊維品の総称です。
不織布。フエルトとも表記します。
化学繊維を使った製品もあります。


哺乳類の体毛の表面は、ウロコ状のキューティクルで覆われています。
そのため、熱や圧力、振動を加えることでキューティクルが互いに噛み合い、絡み合って離れなくなる性質があります。(縮絨:しゅくじゅうる・フェルト化)

水、特に石鹸水のようなアルカリ性の水溶液を獣毛に含ませるとキューティクルが開いて互いに噛み合いやすくなり、縮絨はより促進されます。

この性質を利用して獣毛を広げて石鹸水などを含ませて圧力をかけ、揉んだり巻いて転がしたりすることでフェルトが作られます。

<性質>
・引っ張りや摩擦に対する抵抗力は比較的弱い
・断熱、保温、クッション性に優れている

<歴史>
・紀元前5世紀-紀元前4世紀:アルタイ地方のパジリク古墳群の古墳のひとつから出土した、鞍覆いや帽子、靴下などに加工されている。

・北アジア、中央アジア、西アジア:遊牧民のテントはモンゴルのゲルに代表されるように、フェルトで作られているものが多い。
テント内の敷物も、絨毯と並んでフェルトで作ることが多い。

・日本:現存する日本最古のフェルトは、正倉院所蔵の毛氈(もうせん)です。奈良時代に新羅を通じてもたらされたとされます。
江戸時代後期には富裕層を中心とした庶民生活にも用いられるようになりました。
現在でも、畳大の大きさに揃えられた赤い毛氈は緋毛氈(ひもうせん)と呼ばれ、茶道の茶席や寺院の廊下などに、和風カーペットとして用いられています。

産業・工業製品、服飾製品・絨毯・カーペットなど、幅広い分野で用いられています。
ピアノのハンマーのカバーも代表的なフェルト製品です。

RU・RU・RUさんのハンドメイドフェルトブローチの全体画像

ステンレススチールとは

ステンレス鋼(ステンレスこう、stainless stee:英)

鉄に一定量以上のクロムを含ませた腐食に対する耐性を持つ合金鋼です。
ステンレスとも呼ばれ、かつては不銹鋼(ふしゅうこう)と呼ばれていました。
1910年代前半ごろに発明・実用化されました。


<特徴>
・錆びにくい
・金属アレルギーを起こしにくい
・高強度である:強度が高く耐衝撃性にも優れている
・質感の良さ:滑らかで肌あたりや手触りもいい。輝きがあり高級感を放つ。
・加工が難しい


ステンレススティールは、腕時計、医療器具やキッチンツールなど、さまざまな業界で用いられる汎用性の高い素材です。

店長の前田ひろみです!

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