褐色(かちいろ)とは

本来の「(かちいろ)」は、藍染で染めた黒色に近い濃い藍色のことを指していました。
(現在では、「褐色(かっしょく)」と読み、JIS規格で「暗い黄赤」と定義され、一般的にはやや黒みを帯びた濃い茶色を指します。)

<特徴>
・色合い:藍色よりもさらに濃く、黒く見えるほどの深みのある藍色です。
・由来:藍染の布を臼で叩く(搗く、かつ)という作業に由来し、「褐色」の文字が当てられたという説があります。

起:「勝色(かついろ)」とも読まれ、戦いに「勝つ」という縁起の良い意味合いを持つため、武士の武具や鎧にも用いられました。

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