猫グッズの技法・加工・素材など
生成り色とは
漂白や染色をしていない素材そのものの色で、わずかに黄色がかった白色です。
アイボリーやオフホワイトと似た色です。
フランスや英語では「エクリュ(ecru)カラー」といいます。
《特長》
・自然な風合い、肌触りがよい、余分な汚染物質が出ない
・JISの色彩規格では「赤みを帯びた黄みの白」と定義されています
・1970年代に生成りの木綿シャツやジーンズが流行しました
・一般の液体洗剤(蛍光増白剤入り)で頻繁にお洗濯すると色が脱色してしまう
・天然素材の綿や麻の生地は直射日光にも弱い性質があるため、色焼けして変色してしまう場合があります
《お取り扱い》
・中性洗剤の使用やおしゃれ着洗い、また直射日光を避けて陰干しするなど、繊維にダメージの少ないように心がけると、ダメージが少ない
《アイボリー・オフホワイトとの違い》
・アイボリー:生成り色よりも黄色味が強く出ています。
「象牙色」とも呼ばれ、中国語でも同様の表記です。
・オフホワイト:わずかに灰色または黄色がかった白色です。
一見するとよく似ていますが、生成り色よりも明度が低い点が異なります。